マッサージに効果的なタイミングとは?
マッサージは精神的な疲れにも肉体的な疲労にも効果的です。しかしタイミングによってその効果は異なります。
一番効果的なのは昼間と入浴後。昼間は気温も高く、体が最も動く時間帯だからです。また、入浴後は体全体が温まり、血流が良い状態です。血流が良いと血液中の老廃物が流れやすくなり、その状態でマッサージをすることで効果が出やすいという訳です。また、女性の悩みに多いむくみも体の冷えが原因なので、温めることで代謝の良い体に変わることができるんです。また、入浴後は筋肉が柔らかくなり、伸びやすい状態にあります。そこでマッサージをすると凝り固まった体をほぐし、柔軟な体を作ることができます。
一方、やめた方が良いタイミングは深夜と食後2時間以内です。このタイミングだと体内時計も眠っていますし、食後だと体が消化に集中しているため、消化不良や不調を起こしやすくなってしまいます。同じ理由で飲酒後も避けた方がベターです。
マッサージで心も体も穏やかに
マッサージには、体内の血流を高めることで血管内の老廃物を除去したり、リンパの滞りの改善を促す働きがあります。また筋肉の緊張をほぐし、疲労を回復させる効果があるので、体の状態がリラックスした状態となり、脈拍や呼吸などが安定します。
セルフマッサージでも効果があるので、手の届くところであれば、ちょっと一息ついたときなどに試してみてはいかがでしょうか。マッサージオイルを使用すると、滑りも良く、その香りとともに癒されます。ただ、やり過ぎ、またケガの炎症などが残るところへのマッサージは避けるように気をつけましょう。揉み返しや、ケガの状態を悪化させる原因になりかねません。また、顔や首筋、脚などへのマッサージは、アンチエイジングにも効果がありそうです。
上手に活用して、体も心も穏やかに、そして健康な毎日を過ごしましょう!
マッサージには健やかな髪になる効果も!
少し疲れを感じたときにマッサージを行って、体が楽になった経験をしたことがある人は多いでしょう。マッサージは身体のこりをほぐし、血行を良くして代謝を向上させる働きがあります。
この血行を促進して代謝をあげるマッサージの働きが、頭髪にも良い影響を与えることはご存知でしょうか。
もともと、頭は体のいちばん上にあるために血行が悪くなりやすい環境です。そこに身体のコリや冷えなどの要因が加わると、頭皮の血行は悪くなってしまいます。すると頭皮の毛穴に髪を育てるためのじゅうぶんな栄養が行き届きにくくなることに。結果として、髪がしっかり太く育たず細く弱いままとなり、ハリやコシがない抜けやすい状態になってしまうのです。
頭皮や首、肩のあたりをマッサージすると、血行が改善して髪へと栄養が届くようになるので、ツヤのある健康な髪の育成に結びつきます。マッサージは身体のこりをほぐすだけでなく、このような効果も期待できるのです。